β2新機能を使う・其の二
Windows Vistaの「新しい検索」はファイルのインデックス化を行い、高速な検索を実現します。これはXP以前の検索とは比べものにならないほどで、また強力でした。検索バーはほとんどのフォルダウィンドウに表示されます。ここら辺にもVistaの検索機能はOSの"おまけ"ではない自信が見て取れました。

サードパーティ(むしろ先駆者)の提供するデスクトップ検索は、ハードディスク全体をインデックス化・更新をバッグラウンドで実行するため、若干のシステムパフォーマンス低下がネックになります。しかしVistaの検索はインデックス化を行う範囲を詳細に指定することができます。
Windowsの構成フォルダを除き、検索対象とする拡張子群を登録すればシステムパフォーマンス低下を最低限に抑えることができます。流石、OS供給元だけあってこの付近の配慮は良くされています。

すぐアクセスできる使い勝手の良さ、検索の速さなど不満は見あたらないものでした。
バックアップ機能
Vistaには複数のバックアップツールが用意され、それぞれの用途にあったファイル保持・復元が可能になっています。新機能の紹介で「HDD全体をバックアップするツール一つで事足りるのでは」と書いてしまいましたが、コントロールパネルにバックアップ全般を一元管理する場所が設けられていました。

こうした場所があれば確かに複数のツールを用意して、要所要所にあって対処する方が速いし効率的だと納得。
ファイル転送ツール
古いPC(サブマシン)などに簡単にファイル転送を行うツールも用意されています。今までありそうでなかった機能、もちろんLAN経由で転送できるものと考えいましたが・・・。なんとUSB Easy Transferと呼ばれる専用ケーブルが必要とのこと。

安易にファイル転送ができてしまうと問題があると思いますが、古いPCがUSB2.0でなかったらどうするんでしょう。公開鍵暗号などでセキュリティを強化すれば、WWW経由でのファイル転送もできると思うのですが。
セキュリティ
Windows XP Service Pack 2 で強化された部分、Vistaではさらに強化され、「フィッシングサイト詐欺対策」や「スパイウェア削除」などが加わりました。Windows Updateで最新の定義ファイルが提供され、OS標準のセキュリティツールは市販のそれと大差ないものになってきました。

システム設定に関係するツールを開こうとすると、ユーザー制限ウィンドウが出ます。これが非常に頻繁に出現します。
ただ「うざい」だけなので、コントロールパネル→ユーザーアカウント→ユーザーアカウントの変更画面から「セキュリティ設定の変更」を選んで「ユーザーアカウント制御(UAC)」のチェックを外します。こうしないと円滑な作業ができません。
セキュリティは大事ですが、これはそれ以前の問題。製品版では改善されることを望んでいます。
ドライブ暗号化
ビジネステイクなセキュリティの一つに「BitLocker ドライブ暗号化」が加わりました。ハードディスク全体を暗号化し、USBキーをPCに指さなければシステムがブートしない超強力なもの。家庭で使うPCでは使わない機能ですが、大事な顧客データなどが入ってるラップトップを持ち歩くビジネスマンには有益なものになるかもしれません。
ただキーを付けっぱなしで盗まれてしまうと意味がありません。
