β2新機能を使う・其の一

まずWindows Vistaの目玉といえるWindowsサイドバーから。これはデスクトップ右側(または任意の場所)にミニ・プログラムを置いておく場所。その中に含まれるミニ・プログラムはガジェットと呼ばれ、表示させておくだけで有益なもの、頻繁に実行する操作の手助けとなるようなものが多いです。

「現時点ではほとんど実用性ゼロ」というのが素直な感想。ガジェット郡を公開するGadgets for Windows Sidebarから革新的なアイディアが出れば別ですが。

まず1280×1024以上のディスプレイ上でないと、サイトバーが占める面積が大きくなり、狭苦しい印象を受けてしまう。広大な作業領域を確保できる環境でないと、表示させておくだけで邪魔になってしまう。RSSチェッカーや株価表示ガジェットは便利だと思いますが、なにか作業をしていて「ふと確認する」瞬間はどれくらいあるでしょうか。

ガジェットでなくても、他のツールやファイルを張り付けられる柔軟性が欲しかったです。

Internet Explorer 7+

VistaのIEは「+」が付き、XPなどで配布されているIE7とは別物とのこと。

単に"タブブラウジング"追加されただけでなく、インターフェイスも大きく変わっていました。IE6以前は、最上部にメニューがありその下に[進む] [戻る]ボタン、アドレスバーが混在し、これにツールバーを入れると4段組という重たいインターフェイスでした。

しかしIE7+は、無駄なボタンはすべてそぎ落とし、重要な項目はタブ右側に配置、信じられないほどシェイプアップしていました。[進む] [戻る]、[ブックマーク追加] [ブックマーク]の常に使用する機能は左側に配置。よく練りこまれたディフォルトのり操作パネルに感動。

IE7自身が、公式ページをフィッシング・サイトだと誤認してしまう不具合もあったみたいですが、そういう不具合を潰していけば素晴らしいブラウザになると思います。

Windows Mail

Outlook Expressの後継として「Windows Mail」という非常に判りやすい名称になってリフレッシュしたメーラー。迷惑メール・チェック(スパムフィルタ)やフィッシング詐欺検出機能など、セキュリティ面で強化がなされていました。ただこれらは他のオープンソース・メーラーなどでも実装されている機能。遅れを取り戻したに過ぎない気がします。

斬新な機能追加はなく、OEのマイナーアップバージョンという印象が強かったです。

Windows Media Player 11

IE7+同様、操作パネルの見直しがされスッキリしていました。膨大なメディアファイルを管理するライブラリ、オンラインミュージックストアとの統合などがなされ、これまでの再生主体からメディア総合ツールへの変貌を遂げています。ポータブルデバイスとの連携もうまくいっている様で、私のiPodをUSB接続したところ一発認識しました。

私は以前までクラシック表示にしてmedia playerを使っていましたが、11のユーザーインターフェイスはとても精錬されていて、小気味良いものになっています。

クイック アクセス タブ 実行頻度の高いプレーヤー操作に関連する設定に簡単にアクセスできます。これには、[取り込み] タブ、[書き込み] タブ、[同期] タブがあります。
サムネイルおよびアルバムジャケットを積み重ねた表示 音楽、画像、ビデオの各ファイルを視覚的にナビゲートできます。
クイック検索 強力なキーワード検索で、メディア ライブラリのコンテンツをすばやく検出します。ライブラリ メタデータ全体を迅速に照会して、探しているものを的確に見つけ出して返します。
再生リストのランダムな再生 お気に入りの楽曲を集めた新しい再生リストをワン クリックで作成できます。
オーディオ Waveform 照合 拡張されたメタデータ照合機能で、メディア ライブラリ コンテンツに付随する情報を正確に特定します。
URGE 音楽サービス (2006年6月現在 米国内でのみ利用可能) 200 万曲以上を揃えたストア、独自に制作した番組、そしてダウンロードと定期購読のオプションを提供する MTV Networks (MTV、VH1、および CMT) の音楽サービスが、新たに統合されました。
DVD デコーダ Windows Vista の一部のバージョンに DVD デコーダが組み込まれたことで、DVD を再生するプラグインを追加で購入する必要がなくなりました。
ライブラリの共有 ホーム ネットワーク上で Windows Vista を実行している場合は、Windows Media Player 11 のメディア ライブラリを他のコンピュータやネットワークに接続されたデバイスと共有して、自宅のどの部屋からでも音楽、画像、ビデオにアクセスできます。
複数の PC の同期 複数の PC のライブラリからポータブル デバイスにメディアを転送できます。勤務先の PC と自宅の PC の間でコンテンツを同期させる場合に役立ちます。
逆方向の同期 デバイスから PC へメディアを同期させます。カメラ付き携帯電話の画像や電波を通じたダウンロードで購入した音楽をメディア ライブラリに転送する場合に最適です。
ランダムな同期 ポータブル デバイスにメディア ライブラリのランダムなサンプリングを転送するための簡易同期オプションです。
デバイスの参照 Windows Media Player の同期ビューで、ローカルのメディア ライブラリと同様にポータブル デバイスの内容を参照できます。これには、アルバム ジャケットの表示や高速検索機能も含まれます。
保護されたファイルの変換 メディア ファイル (保護されたオーディオおよびビデオ ファイルを含む) を、ポータブル デバイスに最も適したサイズに変換します。
複数のディスクにまたがる CD の書き込み 大きなサイズのメディアを、1 枚に限定されずに、複数の CD に簡単に書き込むことができます。次のディスクへの移動は自動的に知らされます。

※) 表の情報はWindows Vista Product Guideより。

サードパーティの付け入る隙のないほど巨大になったMedia Player 11。もうここから何の機能を追加していくのか楽しみです。

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