RC1レビュー
Windows Vista Ultimate 32bit RC1 ビルド5600
β2のカスタマプレビュープログラムに応募したとき、RC1の送付もあるとの事だったので期待せず待っていましたが、ちゃんと届きました。Web上の公開もβ2の時のような混乱は無いようでした。10月上旬からはPC雑誌への添付も始まったのでRC1はかなり広範囲に配布されたようです。
インストール
クリーンインストールではなく、β2に上書きしました。パフォーマンスという点を考えればお勧めできない方法です。
DVD投入→アップデート・ウィザードが立ち上がり自動で進み、約90分で終了。展開時の容量を考えれば仕方がないのかもしれません。(Windowsフォルダは約8G、ファイル数は4万を超えていました。これはWin2000の二倍以上です)
以前のバージョンアップした場合(XP→Vistaなど)、アプリケーションの交換性を保つツールが追加される。これはそのプログラムを診断して更新情報をチェックするような軽い物ではなく、以前の環境をエミュレートして動かしてしまう強力なツール。だと思う。
インプレッション
ロード、起動画面に若干の変更。Windowsのエディションが明確に表示されるようになりました。また立ち上がりの速さも向上されています。間違えなくXPや2000より速いです。
インターフェイス
β2から変化なし。ただクイック起動バーにウィンドウ切り替えボタンなどが追加されたり、フェードバックを汲み取って変更を加えた跡が随所に見られる。

コントロールパネルは更に賑やかに。これでもか、と言うほど註釈のトルネード。慣れてないから私の頭が足りないからなのか、情報量の多さに混乱した。ただ重要な機能をいじくる部分には、復旧するツールが用意されている。
F1で出るヘルプファイルの日本語化もかなり進んでいた。またシステムツールのメイリオ化が進む。
ツール
スパイウェア対策のWindows Defenderが組み込まれた。セキュリティパレットと統合され使える。既存のツールと合わせると、VistaにはOS標準でセキュリティソフトウェアが揃ってしまう。

ガジェットも刷新。実用性は皆無ですがいじくっているだけで楽しい。ライブラリも直感的に繋がるようになりシームレスに新しいガジェットを追加する事が可能。
ベンチマークソフトウェア
マイクロソフトはVistaでPC性能の業界標準を作ろうとしているのかもしれない。
Vista標準のパフォーマンスチェックツールを使えば、一瞬で自分のPCの明確な性能を知ることができる。通信簿のように数値で分かってしまう、これは恐ろしいことだ。売られるゲームや各アプリケーションには、この数値が記載される日が来るかもしれない。
まとめ
β2→RC1で一番向上したのはパフォーマンス。「もっさり感」が解消されると、Aeroはこんなに気持ち良い。これから製品版まで時間があるので更なる改善が期待できる、更にチップメーカーのDriverのチェーンがある。これでVista最大のボトルネックは解消できるのではないか。
Ultimateはすごい
β2から追加されたものも多数あり、最上版というだけあって何から何まで詰め込まれていて目が回りそうになる。動画編集してDVDまで焼けてしまう、Ultimateを買えば何でもできる。例え個々が簡単な機能しか持っていなくとも、これだけがワン・パッケージで提供されるのはソフトウェアベンダーには驚異だと思う。
問題は価格と新しいライセンス体系だ。マイクロソフトが提唱するものを真に受けると、マザーボードを交換しただけで新しいパッケージを購入しなければならない。11月3日新しく発表されたライセンスによれば、OSの差し替えは自由、以前の形のままになりました。







