ベンチマーク参考値

以下(表)の環境下でのベンチマーク結果です。Windows Vistaは、パフォーマンスに関わるカスタマイズは行っていないデフォルトの状態で、サイドバーとガジェットオフにしてあります。各種ベンチマーク・ソフトウェアは、無償で利用できるものを使用して計測しています。

OS Windows Vista Ultimate 32bit (Build: 6000)
CPU Core2 Duo E6400 @2.5GHz
M/B i975X+ICH7DH
メモリー DDR677 1GB×2
HDD Barracuda 7200.10 320GB
ビデオ ATI RADEON X1950Pro 256MB
ドライバ Catalyst 7.1
デフォルト(工場出荷状態)の設定です
モニタ 1280x1024 (32Bit color)

パフォーマンスの情報とツール

Windows Vistaに標準で付属するベンチマーク・ソフトウェアです。「コントロールパネル」→「システムとメンテナンス」→「パフォーマンスの情報とツール」から開くことができます。

総合ベンチの一連の計測を行うことができます。個別の詳細なレポートは得られませんが、その分わかりやすくなっています。一番低い数値が「基本スコア」となります。

基本スコア : 5.4
スクリーンショット

Super π

東京大学金田研究室の円周率計算プログラム 「スーパーπ Ver 1.1」です。10年以上前のソフトですが、CPUとメモリの純粋な性能が反映されるため、未だによく使われます。

104万桁 : 23秒
スクリーンショット

HDBENCH

EP82改/かずさんの「HDBENCH Ver3.40 beta6」です。今回のテストではハードディスクの数値は取れませんでした。

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
62156 357393 206098 195890 138239 273304 59

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
7014 16763 8373 345 0 0 0 C:\100MB

CrystalMark

Crystal Dew Worldの「CrystalMark 2004R2」です。一連のベンチから、OpenGLの性能まで測ることのできる高性能なソフトウェアです。

CrystalMark : 134128

[ ALU ] 22118
Fibonacci : 8937
Napierian : 4197
Eratosthenes : 3074
QuickSort : 5888

[ FPU ] 23790
MikoFPU : 2617
RandMeanSS : 13154
FFT : 4178
Mandelbrot : 3819

[ MEM ] 13759
Read : 6086.35 MB/s ( 6086)
Write : 2159.59 MB/s ( 2159)
Read/Write : 2148.28 MB/s ( 2148)
Cache : 33442.55 MB/s ( 3344)

[ HDD ] 7396
Read : 59.43 MB/s ( 2377)
Write : 50.49 MB/s ( 2019)
RandomRead512K : 31.04 MB/s ( 1241)
RandomWrite512K : 26.84 MB/s ( 1073)
RandomRead 64K : 6.24 MB/s ( 249)
RandomWrite 64K : 10.93 MB/s ( 437)

[ GDI ] 7541
Text : 4175
Square : 392
Circle : 1389
BitBlt : 1585

[ D2D ] 12838
Sprite 10 : 1550.28 FPS ( 155)
Sprite 100 : 1010.99 FPS ( 1010)
Sprite 500 : 415.03 FPS ( 2075)
Sprite 1000 : 264.84 FPS ( 2648)
Sprite 5000 : 68.24 FPS ( 3412)
Sprite 10000 : 35.38 FPS ( 3538)

[ OGL ] 46686
Scene 1 Score : 35731
Lines (x1000) : (8275980)
Scene 1 CPUs : ( 1024)
Scene 2 Score : 10955
Polygons(x1000) : ( 692897)
Scene 2 CPUs : ( 256)

PCMark05 : 3DMark06

FutureMark社の「PCMark05 v1.2.0」と「3DMark06 Build 1.1.0」です。マシンの総合指数を計ることができ、ネット経由で他のマシンと比較することができます。使用したのは両方ともフリーのエディションです。

インストールするとき、DirectX9のコンポーネントを更新しないと起動エラーが出ました。

PCMark05 総合スコア : 6631
スクリーンショット

3DMark06 総合スコア : 5020
スクリーンショット

FINAL FANTASY XI ベンチマークソフト

スクウェア・エニックスの「Vana'diel Bench 3 Ver1.00」です。DirectX8世代の3Dベンチマーク・ソフトウェアです。

Highモード(1024×768) : 6559

まとめ

同環境のWindows XPと比べて、全体のスコアは5〜10%前後の低下が見られます。今回はUltimate 32bitで走らせましたが、64bit版ではさらに2%〜5%のスコア低下があります。

この理由は2つ考えられます。ひとつはソフト側がすべてXP以前での動作を想定していること、ドライバのチューンアップがまだ万全でない点。2つ目はWindows Vista自体の"重さ"です。

常駐タスクが増えた分、そっちにパワーを吸い取られるからです。しかしこの中には操作の高速化を図るテクノロジが多数含まれています。よく使うアプリを先読みする「SuperFetch」や、バックグラウンドのプログラムを自動的にコントロールする「ロープライオリティ I/O」などです。

これらの高速化テクノロジが逆に、ベンチマークのスコアに影響してしまっている可能性が高いです。Windows Vistaはある程度のスペックがあるPCで動かせば、XPより体感速度が速いことは確実だからです。

ギリギリまでマシンをチューンアップし、ベンチスコアを追い求めるはXPや2000の方が最適だと思います。スペックに余裕があってアップグレードする気があるなら、Vistaで体感速度の上昇を得られるかもしれません。

スリープ状態からの復帰は本当に速いです。

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