視覚効果の調整
2008-02-17
「Windows Vistaは重い」と批判されるとき、その原因として「Windows Aero」(以下Aero)が筆頭にあげられます。これは間違いで、(ある程度のスペックがあるなら)「Aero」は有効にした方が速いです。

左がAero無効時、右が有効時のベンチマーク結果。有効な方が、GDIのスコアが良いのが見て取れます。
Aeroは、DirectX9を使用したGUIです。そのためAeroが有効な場合はCPUではなくビデオカード(GPU)が、デスクトップ描画を担当し、CPUに余力を残します。
この革命的な、負担分担システムを使わない手はありません。このページではAeroを有効にしつつ、どれだけ軽量化できるかを模索しました。
Aeroの外見を損なわず軽量化を図る
視覚効果の調節はコントロールパネル→デスクトップのカスタマイズ→個人設定より行います。
ウィンドウの色とデザイン
Aeroのデフォルトではウィンドウ枠の透明感が有効になっています。これを無効にすることで背景を描画する処理を減らせます。
「透明感を有効にする」のボックスからチェックを外し「OK」。
デスクトップの背景
デスクトップの背景(壁紙)は起動時に読み込まれるため、あまり大きなサイズだと余計な負担がかかります。これを無効にするには、
「画像の場所」プルダウンメニューから「純色」を選択後、好きな(疲れない)カラーを選びます。
スクリーンセーバー
CRTの焼き付きを防ぐためのユーティリティとして使用されていたスクリーンセーバーですが、ディスプレイ技術の発達によりその役割はもうありません。
現在は完全に視覚効果を楽しむ目的で使われているので、好みに合わせて「なし」にします。これによりスクリーンセーバーの待機処理をなくせます。
マウスポインタ
ポインタの影は無くとも実害は一切ありません。
私はドロップシャドウ効果が好きなため有効にしていますが、軽量化したいならチェックを外します。
より詳細なカスタマイズ
コントロールパネル→システムとメンテナンス→システム→左ペインの「システムの詳細設定」を開き、パフォーマンス欄の「設定」を選択します。
大まかなカスタマイズは、
- コンピュータに応じて最適なものを自動的に選択する
- デザインを優先する
- パフォーマンスを優先する
の3つから選択することができます。デフォルトは@の自動的に選択するですが、これはちょっとマシンの性能が良いと、全部のボックスにチェックが入る太っ腹な項目です。
自分なりにカスタマイズしたいなら「カスタム」を選択し、下のボックスのチェックを外していきます。私は「アイコンのかわりに縮小版を表示する」や「タスクバーボタンをスライドする」のチェックを外し、Vistaを愛用しています。
影効果が必要ないなら、影を含むすべての項目からチェックを外します。これはそれなりの効果があるようです。






